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第10回ツール・ド・草津  2005/04/17 草津天狗山スキー場〜白根山

レポート (年代別5位入賞)
昨年から本格的にヒルクライムに填って以来、上りを想定したトレーニングに取り組んできました。と言っても都会に住んでると山は無く実際の上りの練習はできません。そこで身近で上りが有ると言うと荒川河口 の臨海大橋(全長約2km)。そこを往復する、それからダイエットというメニューで取り組んできました。
今年、第一戦に決めたのがこのツール・ド・草津です。
レースは基本的にヒルクライムですが、パレード走行としてスタートして数キロ草津の温泉街を一周するという草津温泉街をあげてのお祭りイベントとしての楽しい大会です。
同行のH田さんに温泉の手配をお願いして、関越自動車道で一路草津街へ。
草津は思ったよりも寒くて、東京に居て想像している寒さがいかに甘い事を認識する。
天狗山の会場で受付を済ませ、早速試走に出ようとした時、突然雨が降ってくる。しかし通り雨のようで直ぐに上がった。いざ出発。
コースはまだ春の開通前の志賀草津道路です。殺生河原までは5%を超える位の上り、ひたすら走る。ここから先がまだ通行止めになっていて、引き返すつもりでいると下りてくる選手がいたのでこの先少し上ってみようという事になり、話しながら上れるペースで上っていく。
沢山の雪が残っていて道路に併走するスキーのゲレンデには数人のスキーヤーが滑っている。良い景色に距離を忘れて上ってしまい、とうとうゴール付近まで上ってしまった。なんと前日にコースを走破してしまったのです。
宿に帰り熱めの温泉に浸かってホッとする。
当日は空も晴れ渡り、絶好の大会日和になりました。開会式には、2度のツール・ド・フランスチャンピオン 、世界チャンピオンに輝いたかのグレッグ・レモンが紹介された。
どう見ても穏やかそうなおじさん(自分の事を棚に上げ)にしか見えないのである。
あのツール・ド・フランスで最終日、TTでDHバーを取り付けたマシンでパリのコースをアベレー54km/hという猛スピードでイエロージャージーを奪い取ったあのレモンなのか?何度も頭の中で目の前にいるおじさんを結びつけようとしている。
にこやかに笑った瞬間の表情を見てあの偉大なグレッグ・レモンに間違いない!… 感動しました。
さてレースはグループ分けされたスタートの一番最後のグループからのスタートです。
天狗山をスタートし、暫く走ると温泉街に入って行きます。お土産屋さんやホテルの街従業員さん、多くの観光客の人達が手を振って声援してくれる。感激してなんだかツールの選手のような気分に浸れる。
そんな本当に心温まる演出です。
コースは温泉街を離れタイム計測開始地点の天狗山に戻ってくる。ゲート潜ってスタートだ。
気負ってつい上げがちになるペースを押さえつつ上って行く。前日の試走から、殺生河原までのコースが上りがきつい事を感じていた。とにかくリズム良く呼吸に合わせるように上っていく。殺生河原を過ぎ硫黄の臭いの中、温存しているスタミナの事を考えて過ぎて行く。
上るにつれ風が強くなってきた。軽い私は上りは良いとしても向かい風は苦手。頭の中は風の事を考えても集団走行という訳ではないので全身に受けて走るしかない。 上りの斜度よりも風の強さがきつかった。
強風に向かいつつゴール前はスプリント(なってないかも)で無事にゴール。
体力を使い果たした身体には頂上の寒風は半端じゃなかった。建物の陰に隠れて下りの準備に取りかかるも手は悴んで全身が震えが止まらなかった。
下りは上りでは気付かない美しい景色に魅入り所々で止まってデジカメのシャッターを切った。
下りて、リザルトを見ると年代5位に入賞していた。去年の筑波から2大会続けて入賞である。
今年は、6月富士山ヒルクライム・8月の乗鞍マウンテンサイクリングとベスト記録を目指し更にトレーニングを積み頑張ろうと思います。
リザルト(50歳以上クラス)

種目 順位 記録
50歳以上クラス 5位 49分20秒193

50歳以上クラスリザルト



同行のH田さん



宿泊した宿



ゴール地点



ゴール後の選手達



ゴール後着込んで白根山をバックに

写真集

グレッグ・レモン氏

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