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以前より乗鞍ヒルクライムに一度は参加したいと思っていましたが、申し込んでみたけど定員に達してしまったりと今まで参加できないでいました。
去年は申し込み受付開始の日に届くように郵送したお陰でなんとか参加できる事なり、それなりに練習も積んでいざ出陣。
ところが当日あいにくの悪天候でスタート直前に中止…
今年こその思いで去年以上に練習を積もうと、先ずはダイエットに取り組み、徐々に落ちて行った体重に満足し、そして月日が過ぎ、大会2週間ほど前に改めてヘルスメーターに乗ると、なんと元に戻ってしまっていた。あぁ、なんと言う事か…
その日からヘルスメーターに乗るのを止め体重は徐々に減ってるんだ!自分に言い聞かせる事にした。
情けない… |
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当日朝は雨の音で目覚めた。また去年の事が脳裏にチラリ… がスタート時間になると雨も上がり無事にスタート。
ヒルクライムは頑張っちゃ行けない!ただでさえ頑張らないと上れないんだから頑張るとその分反動がくる。1時間以上も走るんだから頑張らずに行く事が結局ベストに繋がる!なんて自分なりの理屈を付けて、肝に銘じていざスタート。
しかしスタート後1kmも行くと苦しくて苦しくて、息も吸えず溺れるような感じになってきた。「このままゴールできるのか…」不安になる。ただでさえゆっくりのペースがなんとか止まらずに走ってるってところ迄ペースダウン。
スタート前にカフェインの錠剤を飲んだのが悪いのか… 昨日は夕食が沢山出て全部平らげて少しお腹の調子もイマイチ…
なんて事を考えてるうちに奥歯が凄く痛んできた。
歯が悪い訳でもないのになぜだろう。それ程身体がきつい状況なのかも… 悪いことばかりを考えるようになる。
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そんなこんなでなんとかコースも森林限界域を超え周囲が開けてくると先のつづら折れに上るコースが見え気分的にはちょっときつい。上を見るのを止め横を見ることにすると雲の海の中に顔を出した乗鞍岳が見えホッと気分が和む。
しかしながら周囲を見まわすと夢中で走る息使いの選手達。景色を眺めている場合ではないのか…
とまた漕ぎまくる。霧の中を力をしぼって走り無事にゴール!乗鞍ヒルクライム出場・完走の夢が叶ったのでした。 |