SHO の ’01 SHIMANO BIKER's FESTIVAL


日時
  • 2001/07/21〜22

会場

  • KID’s MEADOW スキー場


相棒のAEONJOKER
7月21日
 朝早くお店を出発し、会場に着いたのは昼前。そこにはパンフレットで見た通りの人・人・人、各企業ブースや露店がお祭りムードを一段と盛り上げていました。
皆でテントを設営し、受付、昼食を済ませた後早速試走へ。ちなみに今大会、私の相棒を務めてもらったのは林さんからお借りしたAEON JOKERです。富士見でも何度か一緒に走っているので相性は抜群!の、つもり!
 コースについての詳細の説明は私には出来兼ねますので省かせて頂きます。ただ印象として残っているのは、シングルトラックの幅が凄く狭く感じたことです。
通るラインを選ばないうちに、目からの情報と気持ちを置き去りにして自転車が勝手に進んでいってしまうので怖い怖い。走り方も超が付くほど感覚的で雑、何本走っても毎回のように同じ箇所で転んでしまうのです。 コースマーシャルの方も苦笑い。この日は100Tジャージを着ていなくて正解だったかも・・


爽やかぁ!
7月22日
 昨日一日いろいろあって弱りきっていた私も気分一新、ちゃっかりと受付を済ませました。ここまできたら覚悟を決めてやれることをやるだけ、 1本につき5分かかるとしても今日一日のうちたった10分の我慢だ、とひたすら自分に言い聞かせていました。
 出走時間が迫りいよいよリフトで頂上へ。思えばこの2日間、リフトへのバイクの上げ下ろしは 毎回スタッフの方がやって下さっていました。女性ライダーの特権なのでしょうか!?しかもそのうちに顔を覚えられ優しい言葉をかけて頂くまでになりました。本当に何度勇気付けられたことか。
 頂上で順番を待つ間は、本番の独特な雰囲気、不安、緊張、恐怖で壊れてしまいそうでした。スタート位置につくと、スターターの方が緊張を解そうとしてくれるのですがなかなかそうもいきません。私はとにかく後ろの方がスタートする前に、30秒以内に、最初の難関(熊笹地帯)だけはクリアしようと思っていました。
電光掲示が10から0になったらスタート!で、やっぱり転んだ。後ろが来ていないことを確認して大急ぎで再スタート。その後も転びはしたものの、その都度物凄い勢いで立ち直れたのが良かったのか、なんとか後ろの方には追いつかれずに済みました。逃げ切った!という感じ。(趣旨が違う?)
 ゴールするとすぐに自分のタイムがアナウンスされます。4分11秒。あ、5分かからなかったんだ、よかった、ん?次は4分切れるかもしれない!


 それからゲレンデで林さんと祐子さんと3人で一休みしていると、シマノの方が取材にきました。健康的に日焼けしたベリーショートの女性インタビュアーと、作られたポーズが大嫌いなカメラマン。
2人は祐子さんと私が学生でありながらダウンヒルをやっていることにとても驚いていました。「なんでダウンヒルを始めたの?」・・・はて、一歩一歩進んできたらここまできていただけのことな気がします。
はじめの一歩はMTBを買うことでした。それから誘われるがままに練習に参加し、山に行くようになり、気が付けばこうしてレースにまで。
でもそれは決して受身ではなく、100Tのメンバーに惚れ、自分の意志で進んできたことなのです。
 その後も、「彼氏に辞めろと言われたら?」など何だか別の意味で痛いところを突かれたりし、最後に決勝に向けての抱負を聞かれました。もちろん、NO転び!


漕いで漕いでゴール!(Sho)
 決勝。清水さん、小松さん、市松さん、小倉さんのゴールを見届け、いざ再びリフトで頂上へ。予選が申し込み順なのに対して今度は男女入り混じってのタイム順でのスタートです。私の前は祐子さん、後ろは押川さんと100Tメンバー3人連続。しかも押川さんとは1分開いていたので(一人抜けた為)大分リラックスできました。ズッキーさんにも近かったし、やっぱりチームメイトは心強いものだなぁと実感しました。
 スタートし、途中何度か全身の毛穴が開く思いもしましたがそこは何とか持ち堪え、転倒は最小限の1回に留まりました。最後のゲレンデに出るすぐ手前で躓いていると、ギャラリーの方々が、ガンバレー!と声をかけてくれとても嬉しかったです。
最後の直線では、真っ赤なTシャツの磯さんが目に入ってきました。「漕げ漕げー!」言われるままに思いっきり漕いで漕いで3分51秒。うぉ!4分切れてる、やったね!NO転びとまではいかなかったけれど、予選のことを考えたら「ヨシ!」です。



3位の林さん
撤収準備をして残すは閉会式。抽選券に願いを込め(コレ本当)抽選箱に投入、レースのリザルトが出るのを待ちます。
 表彰式でステージに上がったのは年代別堂々3位の林さんただ一人。今まで私は林さんの輝かしい実績は話で聞いたりする事がほとんどだったので、こうして目の前で生でやってのけられると改めて、さすがっ!!という感じを受けました。凄かったです。
 私は7/15位。3位の人との差は約5秒、転ばなかったら・・・なんちゃってなんちゃって。これが林さんの言う私の力なんだ、そう思えると嬉しかったです。そしてここまでの力を出し切れたのはチームの皆さんや応援して下さった方々のお陰だということは言うまでもありません。私は幸せ者だな、つくづくそう思います。



獲得したBS MOULTON

 続いて抽選会。自転車の他、高原レタス、お米、キャリアーといった沢山の賞品も、ステージ上残るはブリジストンMoulton1台。そう、お店のレジの所に掛かっているとっても素敵な折り畳み(実は分割式)自転車です。不貞寝していた林さんが突然ムクッと起き上がり私に「アレ19万するんだよ」、「エ゛ーッ!?」なんて言っていると、ななななんと私の番号が呼ばれてるじゃあないですかっ!!このときの驚きやら喜びは私の言葉で表現出来るものではありません。それはもう大騒ぎでした。


ありがとうございましたぁ。m(_._)m
 2月にTeam100Tに入り約半年、私の元に3台目の自転車がやってきました。なんだか凄く楽しいことになってきています。
そしてこれからも色々とお世話になると思いますので、皆様、どうぞ宜しくお願い致します。
 最後になりましたが、チームの方々を始め今回の大会に携わった全ての方々へ、感謝の気持ちを込めて「ありがとうございました。とっても楽しかったです!」
※ 2001/09/02 ジェイミスカップ一般女子 優勝 !

写真集


八ヶ岳をバックに祐子さん



たっつぁん&市松さん





祐子さん&立花さん&仲さん



くつろぐズッキー会長





林さんと祐子さん 何買う?



100Tアピール!






好調だった小松さん



ズッキー会長




オッシーこと押川さん



って言うか、市松さん





磯さん 速すぎ???



林さん





清水さん




祐子さん





小倉さん




Report&Photos by 浅見 尚子(SHO)



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