房総半島横断

ノリさんの小湊ツアー /2006/08/18 江戸川〜安房天津210km自転車の旅

◇レポート◇
七月の行事として企画していたのが今年は不安定な天候の為、天気も安定したお盆休みに行く事にした。自転車は'04ルーベプロカーボン
コースは京葉道路を篠崎水門から市川バイパスを通り、国道14号線(千葉街道)を市原まで。市原から県道297号線を走り第一目的地勝浦まで。勝浦からは海岸線128号線で安房天津までの往路。帰路は81号線を牛久297号線合流まで走り、あとは往路の逆を帰る全行程210km程のコース。
少々予定より遅れて6時前に出発。6時を過ぎて車の数も多い。幕張京葉道路を潜り道路は一車線から二・三車線になり走り易くなる。
出発した頃には空に黒い厚い雲が張りつめていたが次第に青空が出て不安な気持ちが和らぐ。しかし向かい風が強くなかなかスピードが出ない。

装備完了。いざ出発!

千葉市を過ぎるあたりから道路や路面状況も悪くなり走りづらくなってくる。大型牽引車は気を付けないと。
蘇我陸橋を過ぎ脇道の県道24号線に入る。八幡宿駅を過ぎ297号線へ。後はこの道を一直線である。297号線に入って暫くして第一回目の補給を取った。朝はレッドブルのみだったのでエネルギーバーと水を補給。
ここまで1時間30分。景色も段々と長閑な田園風景になってくる。

暫く小湊鉄道と併走しながら順調に走る。9時に大多喜城に付近にて第二回目の補給。相変わらず向かい風で思うようにスピードが乗らない。帰りは楽だろうと考えたりする。今回は水の補給のみで勝浦を目指す。

297号線に入り一回目の補給

長閑な田園風景に

途中に有った中古車屋\35の車が

大多喜城付近で第2回目の補給

いくつかの丘を越えながら走る。勝浦に近づくにつれ丘の頂上を越えると遙かに海が望める景色を想像しながら走るが、想像より実際はまだ遠い。
道路も次第に下りが多くなってきた。道路脇に商店の数が多くなってくる。海の街の予感がしてきた。
午前10時、第一目的地勝浦到着。乾物を干す風景やら海水浴客の姿が清涼剤となり疲れが飛ぶ。

勝浦港

乾物

勝浦から128号線を小湊まで南下するが、交通量とトンネルの多い128号線はなるべく避けたいので海岸線の道を選んでのんびり走る事にする。
海岸線の道には小さな民宿やら隧道のような一車線の暗い短いトンネルが多い。
結局小湊には128号線を避けては行けないので危険なトンネルを緊張しながら通り抜け無事に小湊着。11時。
せっかく来たので、地魚料理でもとお昼にする。アワビの刺身、地魚の煮付け等々… 食べ過ぎてもいけないので刺身定食に蟹汁にする。
お腹も満足し、浜で海風を受け暫しの休憩。
暑いが潮風が心地良い。ここから安房天津の81号線まで128号線を更に南下する。

勝浦浜辺

海岸線で休息

お昼を戴いた「あみもと」さん

刺身定食&かに汁

小湊海岸で暫し休息

安房天津の81号線入り口。ここからは帰り道になる。清澄山道をヒルクライム。8%の勾配を暫く上る。暑さでクラクラになるが、上るにつれ勾配も緩くなり清澄寺到着。13時30分。
コーラを一気に飲み干し、ボトルの水を補給。暫し境内を散策。汗が引っ込むとそろそろ出発。ここから養老渓谷までは一車線の交互通行有りの山道だ。
風もひんやりとして雲行きが怪しくなって来た。黒雲も出てぽつりぽつりと降り出す。雷なんぞ鳴り始めたら怖いと思いつつ、青空も見えてるのでそのまま走る。
養老渓谷まではアップダウンを繰り返し、細かいコーナーも多く、山岳コースなので走りがとても楽しい。しばしば片側通行になるが時折来る対向車に気を付けながら快調に走る。
途中国道465号線を経由して再び81号線に入るが、465号線の下りで最速をマーク。と言っても体重も軽いせいか63km/h。再び81号線に入り、養老渓谷温泉街までは上りが続く。

安房天津から81号線へ

勾配8%の標識

清澄寺本堂

81号線を養老渓谷へ

養老渓谷へ山道の81号線

片側通行もしばしば

養老渓谷を過ぎる頃には青空が広がってまたジリジリと暑くなる。
でもコースは下り基調でしかも緩い追い風で気持ちよく飛ばせる。

左亀山ダム方面、直進

81号線からの風景

高滝付近で補給。15時10分。アイスクリーム、コーラ、スタミナドリンク、ボトルの水。
しばしの休憩。日陰で食べたアイスクリームは最高!
ここからはひたすら走るが後ろから直射日光の攻撃で頭がクラクラ、頭・首筋にボトルの水をかけながら走る(ツールでのランディスの様)。

高滝ダム付近で補給&休息

暫しの休息

暫く走り、81号線から297号線に合流する。
蘇我手前で最終補給をする。この時点で175km、残り40kmあまり。もうひと頑張りだ。
平日の夕方、交通量も多く、特に大型キャリヤカーには注意しつつ車の流れでおこる追い風の強い見方で快調に飛ばす。
幕張を過ぎ道路も一車線になり、車と併走は少々気を遣うが気分的にも心地良い緊張感で快適に走れる。
陽が落ちる前 17時50分自宅着。日焼け以外身体の不調もなく、また自転車も何一つトラブルも無く快調に走破。
2006年灼熱房総半島横断ツーリング、満足満足!

走行距離 走行時間(休憩含む) 実走時間 平均速度 最高速
213km 12時間 8時間41分 24.5km/h 63km

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