'06北総台地

北総台地ツーリングレポート/2006/12/17 by 店長

◇レポート◇
今回は前回に引き続き、丹羽 隆志さん、中村 規さん、共著の「自転車散歩シリーズ、千葉、埼玉編」から北総台地コースをいつもはダウンヒルチーム100Tのメンバーが最近になって手に入れたロードレーサーに乗り換え、走ることになりました。

12月17日、明け方に降った雨はどうやら上がりましたが、まだ路面は濡れています。
集まったのは100T会長のズッキーさん(SURLY LONGHOLLTRUCKER)、なべちゃん(アンカー、カーボンバック)、Kヤマ君(LEVEL クロモリベネトンカラー)、そして私(LEVEL 通勤スペシャル)の4人、他のお友達も誘ったのですが、都合のよかったのはチーム100Tのメンバーです。

まずは印旛沼湖畔にあるオランダ風車のある公園に車をパークしました。
いつもはDHマシンを操るなべちゃん、空気を入れようとしてバルブを折損!はやくもスペアチューブを使ってしまいます。

大丈夫か?

走る前からパンク修理!
今回のコース


ガイドさん付きの風車で記念撮影。回っていれば良かったんだけど…

風車のなかも見学していよいよ出発です。天気はまだ回復しませんが思ったより寒くはありません。

いきなり佐倉、歴史民俗博物館の前の急坂の洗礼を受けてから、紅葉が散ってしまった後ですが自然の豊かな公園を抜けて武家屋敷を目指します。

武家屋敷到着。肌寒いせいか日曜にもかかわらず、他に観光客はいないようです。4人で貸し切りです。

藁葺き屋根の屋敷は風情があります。 みんなで「いいねぇ、これ」 と感嘆しきりです。
おおっ!なんとかまどには本当に薪がくべられています。

中に入ると、なんか畳が小さい感じがします。天井板もなく屋根裏がむき出しです。どれほどの位の武家が住んでいたのかは分かりませんでしたが、質素な暮らしぶりが偲ばれました。



なっなっなんとぉ!ほんとに薪を焚いてました



木立の中の武家屋敷

茅葺き屋根の良い雰囲気にマッタリとする三人

武家屋敷を後にして田圃のなかを成田目指して、走ります。
このコースじつは県道のような交通量の多い道路をうまく避けて走りやすい道を案内してくれていますが、針路変更の小路を見逃すまいと何度も地図を確認しながら進みます。

10時ごろに出発したときには、昼食をとる予定の成田付近に早くついてしまうのではと危惧していましたが武家屋敷を堪能したせいもありますが、これなら腹具合もちょうどよさそう。

ところが成田を目前にして宗吾というあたりにでる為に、田んぼの中、右折する場所を見過ごしてしまいました。

弟より借りたGPSにも表示の無い場所なので、またまた地図を出して、皆でココじゃないかと見当をつけて走りましたが、やはり今回もコース案内どおりには行かず、公津の杜を通過するところを西成田方面からまっすぐにJR成田に向かう道になってしまいました。まぁいいかっ・・・



いつもニコニコなべちゃん(出発前)

ズッキー余裕の走り?

クールなK山くん
二人ともMTBヘルメット!

そんなこんなで大よそ30分ほど遅れて成田着。1時も大分回ってしまったのでお腹の方もぐうぐうです。

成田は子どものころは親に連れられ本当に何度も訪れた場所でしたが、それも40年以上も昔ですが随分と変わってしまったと思いますが、やはり懐かしいよな、親の存在を感じてしまうような、近さを感じました。 

食事のほうは、チーム一のグルメのナベちゃんの食欲ナビに従って決めることにしました。
うなぎ屋さんが多く、もう町の中にもぷんぷんうなぎの甘いたれのにおいが漂っています。

なべちゃんが決めてくれたのはいかにも老舗という雰囲気の川豊というお店、そこの2階に上がりこみました。階段がとても急です。

ここは後で調べたのですが、薄甘口のたれが明治から伝わる店らしく、柔らかなうなぎをあっさりと食べさせるといったところでしょうか。

大盛りを食べたナベちゃん以外はそのせいか、ちょっと物足りなく煎餅の串焼きを前の店で求めてぱくつきました。

成田を満喫していたら、なんとわたしのLEVELがパンクです。トホホ・・・ でも、ナベちゃんじゃなくて良かった。だってもうスペアチューブないもんね。


お腹はパンク寸前、タイヤは既に…
うなぎ屋さんの前で店を広げる

成田山到着(参道)

賑わう名物のうなぎ屋さん

肝すい付き鰻重\1,400なり

ここから、房総風土記の丘を目指します。ここまで、散々地図とにらめっこしながら、ふらふら走りましたがもう、迷わないんじゃないのと楽天的に走り始めましたが、じゃーん!また、迷走し、本日2回目の地元の方に道を聞く羽目に。

気が付くと予報どおりにお天気も良くなり、日差しも心持暖かさを感じさせてくれます。

房総風土記の丘、到着。資料館の前にある案内図を見ると江戸の町並みを再現したという施設があるという。 

風情のある家並み


見えました房総風土記の丘

台八車引いて嬉しそう!
日差しははや夕暮れの兆し、時計は3時を指しているので、一同相談、日のあるうちにゴールまでたどり着きたいと思うけど、まぁ折角だからハショッテ見ることにしました。

入場料¥300なりを払って中に、ちょうど外人客もガイドを伴って訪れるところでした。
成田に近い立地なので、こういう施設を作ったのかしら?

中に入って一同、感嘆の声を上げます。江戸の町並みが目の前に広がります。
すっかりその気になって戯れる一同です。 なにって?わたしが一番のお戯れ?ハイハイ・・・


粗相の有っためし屋の親爺がお武家様に土下座の図


近所のご隠居風

めしはまだかぁ!

さて、ここから印旛沼サイクリングロードを南下いっきにゴールを目指します。もう地図はいらいゾ!

途中にあった18%表示の下り坂。

酒直水門を渡っていよいよサイクリングロード、ここまでちょいと観光しすぎていて物足りなかった二人ナベちゃんと Kヤマくん、思いっきり飛ばして言っても良いよと送り出す。
私はズッキー会長と二人まったりと走ります。

印旛沼に沈む夕日。 今日も一日、楽しかった。

メンバーも千葉にもこんなに楽しく走れるところがあるんですねーと感嘆しきりです。

みんな千葉県民なのに、見直したよね。
すっかり日も落ちたころに今朝スタートした風車の公園に無事到着。

今回も 冒頭にも紹介した 「自転車散歩シリーズ」に感謝、感謝。

印旛沼に沈む夕陽

本日の走行距離「50km」

18%の激坂(石垣見て納得?)



お疲れさま!満足感



ズッキー疾走!




愛くるしいなべちゃんの笑顔!
どこかでみたような笑顔?

ボクらいつでも心は半ズボンですが、なべちゃんは身も心もスキー場でも半ズボン
K山くんの撮った写真はこちら

自転車に乗ってワープ

走行距離 走行時間(全行程)
50km 6時間30分