'06房総ど真ん中

房総ど真ん中ツーリングレポート/2006/10/25 by 店長

◇レポート◇
今回は、水曜日が休日のサイクルステーション ハヤシですが、平日休みの取れるお客様、哲ちゃんと店長のツーリングのレポートです。

コースは、現在NHK、教育テレビで「中高年の為の楽しいサイクリング」で講師を務めている丹羽 隆志さんと丹羽さんが主催する山みちアドベンチャーで、スタッフを務める中村 規さん共著の自転車散歩シリーズの埼玉、千葉編からの房総ど真ん中にしようということになりました。

自転車散歩シリーズでは、久留里線の久留里駅出発ということになっていますが、僕たちは今回は車で行くことに
なりました。車を駐めておける場所は、今回のコースの4キロほど北にある高滝ダムに決定!
高滝ダムは何年か前によく釣りに出掛けていたので、駐車スペースが沢山あるのを知っていたからね。

準備完了!
今回のコース

前日までの雨も上がって、やや風が強いものの絶好のサイクリング日和です。
市原インターをおりて程なく高滝ダムに到着、昨日までを雨のせいか湖は茶色に濁っていました。

それでも、平日だ言うのにつり客はいっぱいです。駐車場でサイクリングウェアに着替えた僕たちは浮いてます。

ワカサギ釣りに来た人達と少し話をしました。これからどこまで走るんですか?と興味がありそうでした。
サイクリングも遊びとしてメジャーになってきたんですね。


10時過ぎ、いよいよ出発です。
景色の素晴しい湖の周りを走ってから、県道81号線に出ます。南に向かって走り始めます。 
ちょっとダンプが多そうでやな感じです。 それも県道160号線との交差点まで2キロほどで、ダンプさんたちはみんな右折していき一安心。

さらに2キロほど進んだ県道32号線を右折、ここから房総ど真ん中のコースになります。
コースはほぼ平坦で交通量も少なく快適です。実はこの道、35,6年ほど前にもよく来た道なんです。
そのむかし、この月崎という地名なんですが、ココには市原サーキットというモトクロス場があってよく通ったものでした。
そんなわけで、なんか懐かしいなぁと思いながら一路、久留里を目指し西に進みます。

緩い上りをユッタリと

相棒の哲ちゃんも、いつも走りなれている江戸川のサイクリングロードと違って変化のある景色と深い緑の中ご機嫌に走ります。

そんな僕たちをモーターサイクルに跨った一段が追い越して行きました。かれらは何処に向かうのでしょうか?
むかしは、ぼくもモーターサイクルでよくツーリングしたものですが、今は自転車です。
登りで体力の衰えたおじさんは”あへあへ”したりしますが、今はやっぱり自転車だなぁ
緑の中をペダルを踏んで行く心地良さは、モーターサイクルじゃ味わえないもん。

テッちゃん余裕の走り

くるりの歌を口ずさみつつ、程なく久留里に到着、なんちゃって・・・ここは国道410号です。
やはり交通量はやや多めになりました。久留里駅あたりに寄れば良かったかなとも思いましたが
まだ走り始めてようやく調子が出てきたところなので哲ちゃんに商店街に出ていた旗を持ってもらってするりと通り抜ける。

途中のラーメン屋さんで、さっき追い抜いていったモーターサイクル一団が出てきた・・・ついさっきだと感じたのにもう食べちゃったのかーっ!彼らをココで追い越し亀山に向かう。
みちはゆるくアップダウンを繰り返す。すこしの登りでも、哲ちゃんに遅れ始める。
 彼は170センチあまり、すらっとして実に自転車乗りという体形だ。対して僕のほうは、短足胴長で、体脂肪も平均以上のやや小太り。おまけに56歳という年齢(今でも、気分は若造ですが)、遅れてしまうのもしかたがないかぁ。
でも哲ちゃん、彼に言わせると登り、あまり自信がないという。そんな彼だが、きょうは余裕たっぷりに走っている。
坂道になる度に、こちらはトホホだ。

久留里城

亀山ダムに到着。ダムサイトの上の橋を通過。やはり昨日までの雨のせいかダム側を川側の落差がすごい。
ここ亀山ダムも釣りに来た思い出がある。そのときと比べて今回は湖の周りがとても整備されていてとてもきれいになった感じだ。すこし休憩する。高滝ダムと比べる水がきれいだ。
今日も釣りのボートが沢山湖に浮かんでいる。日が高くなって、ポカポカしてきた。


記念撮影


亀山ダム

養老渓谷から高滝へ

みちもいつのまにか410号から465号になっている。亀山ダムを過ぎて暫くいくと左折いよいよ養老渓谷目指して北上だ。

アップダウンがけっこうきつくなるが、いわゆる峠と言うほどではない。1キロほど続くと平坦になったり、下りになったりそのうち、また登りになる。 登りで余裕だった哲ちゃんはくだりは、不安があるようだ。とくに右コーナーが苦手だと言う。
すこし肩が硬くなっているのが後ろから見ても分かる。
登りがトホホなぼくは下りは楽しい。ダウンヒル競技に出るようになってからは輪をかけて楽しく感じる、おもわず
ほほが緩んでにんまりする。スピードの出るくだりがおわって哲ちゃんがさっきの右コーナーでヒヤッとしたそうだ!


ヨーロッパかと思わせるような丘

養老渓谷を通過します。本当は温泉でゆっくりしたいところですが、今日は通過です。
トホホな登りを幾つか過ぎて道は32号線にでます。ココからは北上するとゴールの高滝ダムまであと一息です。

でも、ちょっと物足りない僕たちは32号線の右に入ったり、左に寄り道したりゴールの駐車場に到着。

脚が痛い。

本日の走行距離「61km」

お疲れさま



満足感



記念撮影
湖に立つ鳥居の前で記念撮影。
走行距離61キロ、実走行時間2時間56分が今日の僕たちのコースでした。
ちょっぴり疲労感もあって、充実した走りでしたね。哲ちゃん!

おなかも空いてきたので、湖の橋の袂にある風流なつくりの蕎麦屋さんで、遅めの昼食です。
舞茸の天ぷらとざる蕎麦、おいしかったです。これなら、先月のツーリングレポートの石橋君でも食べられるね、きっと。


お腹減ったなぁ…

天ざるをいただく 美味い!

走行距離 走行時間
61km 2時間56分